松を守る為に！！

松食い虫って聞いたことありますか？

いま、松食い虫の被害で、松が次々と姿を消してしまってます。

原因は、ﾏﾂﾉｻﾞｲｾﾝﾁｭｳという目に見えない虫で、カミキリ虫を媒体にして拡大し続けています。

このﾏﾂﾉｻﾞｲｾﾝﾁｭｳが松に入ってしまうと、2週間くらいで樹脂(松脂)が出なくなります。

それから1ヶ月くらいで、松の中のｾﾝﾁｭｳが一気に増殖して、松の葉が枯れ始めます。

気づくのは大体この時期で、この段階では手の打ちようもなく、どんな大きな松でも枯れてしまいます…。

完全ではありませんが、このﾏﾂﾉｻﾞｲｾﾝﾁｭｳに対抗する予防手段はいくつかあります。

方法の一つが樹幹注入剤(殺ｾﾝﾁｭｳ剤)による予防摂取です。商品により異なりますが、約3～4年は効果が持続します。

いろいろな歴史や思い出のつまった松を、大事に守っていくお手伝いが、少しでも出来たらと思います。