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紡がれる時間と、四季を愛でるロックガーデン

建築と響き合い、暮らしに寄り添うお庭へ

平屋の二世代・三世代が共に暮らす邸宅。
「管理の負担を減らしつつ、一年を通じて美しさを感じられる空間にしたい」という想いを受けて、今回のお庭づくりが始まりました。

芝生から石の表情へ:美しさと機能の両立

以前は広い芝生が広がっていましたが、日々の管理や草むしりの負担が大きな課題となっていました。
そこで私たちは、芝生をすべて剥がし、防草シートを徹底して敷き詰めた上で、自然石の質感を活かした「ロックガーデン」への転換をご提案しました。
単なる砂利敷きではなく、石を組み替え、土壌改良を施すことで、植物が健やかに育つ基盤を整えています。
これにより、雑草の悩みから解放され、石の力強さと植物の優しさが調和する、現代のライフスタイルに合ったお庭へと生まれ変わりました。

継承される記憶と、新たな彩り

すべてを新しくするのではなく、元々この場所にあった大切な要素を活かすことも、私たちのこだわりです。
以前からあったシンボルツリーなどはそのまま活かし、新しいお庭の風景の中に馴染ませました。
南国のイメージのあるヤシ、力強く根を張るオリーブや、季節を告げる草花です。
6月には紫陽花が咲き誇り、夏には瑞々しい緑が揺れ、秋には鮮やかな紅葉が邸宅を彩る。
そんな四季折々の移ろいを、室内からも、そして外を歩く時にも感じていただけ毎日の水やりなどのメンテナンスも少なく管理がとてもしやすい設計としています。

変わらぬ手入れが生む、これからの風景

お庭は完成して終わりではありません。冬の寒さに弱い植物には、一つひとつ丁寧に「こも巻き」を施すなど、季節に合わせた細やかなメンテナンスを続けています。
「夏になったらまた様子を見に伺いますね」というお施主様との定期的な対話を通じて、お庭はより深く、このお住まいの一部へと馴染んでいきます。
私たちはこれからも、剪定や管理を通じて、時と共に深まっていくお庭の表情を、ご家族と共に守り続けていきたいと考えています。

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